恋愛?何それ?美味しいの?
何かやったっけ?と、不安を抱えて職員室へ行ったら、文化祭に向けての仕事を頼まれただけだった。

職員室を出て大きく一回溜息をついた。

「良かった、何も言われなくて」

本音が零れる。


そのあとトイレによって、教室に戻る。


何だかいつもより騒がしい。

ドアを開けた。

全員の視線が祐也に集まる。いつもなら一瞬で外れるが、今日は外れなかった。
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