Unchanging Love
★
「ゆきなと堂本遅ぉい!」
キッチン椅子に座りながら足をバタバタと動かす。
「きっともうすぐ来るわ。」
暇を持て余しているくるみに母親がグラスとカトラリーの準備をしながら答える。
ピンポーン
タイミングよくチャイムが鳴った。
「ほら、来たでしょ?くるみ出て!ママ用意するから」
「はぁーい」
小走りでキッチンからリビングを抜けて来客を迎えに行く。
ガチャッ
玄関のドアを開けると笑顔の堂本樹と親友のゆきなが立っていた。
「ごめんな、遅くなっちゃって」
俺が準備遅かったんだ、と堂本樹が言う。
「ううん、気にしないで。それより早く入って!」
玄関にスリッパを2人分手早く並べた。
「お邪魔します」
「・・・お邪魔します」
堂本樹に続いてゆきなも靴を脱いで部屋の中へ入った。
「いい匂い~」
「でっしょ?何だか当ててみて!」
鼻をクンクンとさせながら言う堂本樹に私は答えた。
「チーズの焼けた匂いがする・・・グラタンとかドリアかな?」
「すっごぉーい!正解グラタンだよ」
なるほどね。
勘はいいわけだ。
キッチン椅子に座りながら足をバタバタと動かす。
「きっともうすぐ来るわ。」
暇を持て余しているくるみに母親がグラスとカトラリーの準備をしながら答える。
ピンポーン
タイミングよくチャイムが鳴った。
「ほら、来たでしょ?くるみ出て!ママ用意するから」
「はぁーい」
小走りでキッチンからリビングを抜けて来客を迎えに行く。
ガチャッ
玄関のドアを開けると笑顔の堂本樹と親友のゆきなが立っていた。
「ごめんな、遅くなっちゃって」
俺が準備遅かったんだ、と堂本樹が言う。
「ううん、気にしないで。それより早く入って!」
玄関にスリッパを2人分手早く並べた。
「お邪魔します」
「・・・お邪魔します」
堂本樹に続いてゆきなも靴を脱いで部屋の中へ入った。
「いい匂い~」
「でっしょ?何だか当ててみて!」
鼻をクンクンとさせながら言う堂本樹に私は答えた。
「チーズの焼けた匂いがする・・・グラタンとかドリアかな?」
「すっごぉーい!正解グラタンだよ」
なるほどね。
勘はいいわけだ。