千日紅~永遠のキズナ~
転校生
真新しい制服に、袖を通す。
最後に制服を着たのは、いつだっただろうか?
「珠愛(しゅあ)、準備できたか」
スーツ姿の兄、康樹(やすき)があたしに声を掛ける。
康樹はあたしの8つ上の兄。
「行くぞ」
制服姿のあたしを見て、準備が出来ていると思ったのか、そう言うと部屋を出て行った。
あたしは小さくため息を溢し、康樹の後を追う。
今日からあたしはまた、高校生に戻る。
あたしは今年で、19歳になる。
普通なら、高校を卒業している年だ。
なのに、あたしは、、、
また、高校生へと戻ってしまった。
最後に制服を着たのは、いつだっただろうか?
「珠愛(しゅあ)、準備できたか」
スーツ姿の兄、康樹(やすき)があたしに声を掛ける。
康樹はあたしの8つ上の兄。
「行くぞ」
制服姿のあたしを見て、準備が出来ていると思ったのか、そう言うと部屋を出て行った。
あたしは小さくため息を溢し、康樹の後を追う。
今日からあたしはまた、高校生に戻る。
あたしは今年で、19歳になる。
普通なら、高校を卒業している年だ。
なのに、あたしは、、、
また、高校生へと戻ってしまった。
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