千日紅~永遠のキズナ~
「ねぇねぇ、どっか行かない?」

「え?」


咲ちゃんに言われて、聞き返してしまう。



「授業もないし、あたし達の出番なんてないだろうからさ」

「そうだけど、、、」

「アメジストの姫だから1人で出かけちゃマズいよね」


咲ちゃんは気を使っているのだろう。


いつも学校、倉庫、家の繰り返し。


たまには、良いよね?


「ううん、大丈夫」

「マジで!?」


咲ちゃんはあたしの言葉を聞き、大喜びする。


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