千日紅~永遠のキズナ~
「なんか、、、泣いたらスッキリした」

「そっか。あたしなんかで、役に立った?」

「うん」


充分だよ、あさひ。


あさひがドアを開けると、ハルと仁が倒れるよう部屋に入って来た。


「あんた達、立ち聞きとかタチ悪いわよ」

「いや、そうゆうつもりは、、」

「俺は珠愛ピョンのことが心配だっただけで」


仁とハルはあさひに弁解する。


その隙に、瞬たちは中に入ってくる。


「大丈夫か」


瞬はあたしの隣に来て聞く。


「もう、、、大丈夫」


あたしは瞬に笑って見せる。


瞬は「そうか」と言い、頭を優しく撫でてくれた。

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