千日紅~永遠のキズナ~
何もしてなくても、時間は過ぎて行く。


ここに来てから、1ヶ月が過ぎようとしていた。


その間、トイレ以外はこの部屋からは出ていない。


外にも出てなければ、家にも帰っていない。


康樹、心配してるかな。


もう1ヶ月も連絡なしで無断外泊してるし、学校にも行っていない。


__ガザガサッ__


あたし以外いないはずなのに、物音がする。


その音は段々と近づいてくる。


「ここに居たのか」


そう言い、幹部の部屋に入ってきたのミカゲだった。


「、、、ミカゲ」


どうして、ミカゲはこの場所を知っているのだろう?

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