千日紅~永遠のキズナ~
あたしは、場所を変えるため、、、


近くの公園に移動した。


ゆっくり、彼と向き合うために、、、


葵くんは、ベンチに座ると頭を抱え込む。


きっと、葵くんは相当追い込まれていたのだろう。


「大体のことは、調べた」


調べたというよりは、ミカゲが調べてくれた。


だから、あたしはそれなりに知っている。


でも、それは他人の言葉で、、、


彼の、、、


葵くん自身の言葉ではない。


だから、葵くんの口からちゃんと聞きたいんだ。


今回のことが、起きた発端を、、、


だから、、、


「、、、葵くん。葵くんの口から、ちゃんと教えて」


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