千日紅~永遠のキズナ~
「あたし、人殴った?」

「手加減なしにね」


あさひは苦笑いをする。


「ごめん、、、。あさひが止めてくれたんでしょ?」

「あたしじゃないよ、、。瞬くんが珠愛を止めたの」

「そう、、なんだ」

「ありがとう」


あさひはあたしを抱き締める。


「え?」

「みんなのこと、止めてくれた」


ちゃんと、止めれたんだろうか、、、


あたしはゆっくりと起き上がる。


そして、ポケットの中にある溜まり場の鍵をあさひに渡す。


「これ、、、」


あさひは鍵を見て、何処の鍵かすぐにわかったのか驚く。

< 276 / 301 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop