千日紅~永遠のキズナ~
そして、あたしはゆっくりとドアを開けた。


__ガチャッ__


やっぱり、ここは変わらない。


、、、あの時のまま、だ。


時間は止まったまま、、、


もう、月日は流れているのに、、、


そう思えてしまう。


みんな、最初は中に入るのを躊躇っていたが、あさひや雅樹、ヒロに続いて1人、1人中へと入っていく。


千日紅に続いて、達矢や仁、ハルも、、、


「お前は?」


みんなのことを見ていたら、瞬に聞かれる。


みんな、もう中に入り、玄関には瞬とあたしだけ、、、


「、、、なんか、本当に千日紅は終わるんだなぁって思ったら、寂しくなった」


進まなきゃいけない。


わかってるけど、まだ少し怖いんだ。

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