千日紅~永遠のキズナ~
だけど、そんなこと気にならない。


それより、瞬から、、、


、、、瞳が逸らせなくなる。


「珠愛」


そう、愛おしそうにあたしの名前を呼ぶ。


握られているから、瞬の体温が伝わってくる。


それは、、、


最後に触れた蓮には、なかった物で、、、


また、あたしの心を締め付ける。


「、、、そんな顔、、すんなよ」


そう言う、瞬はとても切なそうで、、、


あたしは今、どんな顔をしているのだろう。


瞬に、こんな顔をさせたいわけじゃないのに、、、

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