トレモロホリディ
「私もおんなじだよ。
湊君が後押ししてくれるから。
だから無謀だってわかってても、受付の面接を受けることが出来るの。
たとえ落ちてもね、また挑戦しようって思えるのは。
湊君のお陰なんだ。
ありがとね…」
湊君の方に身体を向けてそう言うと、湊君も私に身体を向けた。
「美菜ちゃんはね、菜の花なんだよ。
鮮やかな黄色の、優しい花。
おばあちゃんの願い通り、明るく、綺麗に咲かなきゃダメだよ?
美菜ちゃんなら絶対なれる。
素敵な受付嬢にね」
「湊君…」
湊君がそう言ってくれるから、嬉しくて、なんだか胸がいっぱいになってくる。
湊君は本当に優しい…。
梨香ちゃんが以前、湊君は誰にでも優しいって言っていたけど。
その優しさを、こんなに近くでもらえる私は。
すごく、すごく幸せだ…。
湊君が後押ししてくれるから。
だから無謀だってわかってても、受付の面接を受けることが出来るの。
たとえ落ちてもね、また挑戦しようって思えるのは。
湊君のお陰なんだ。
ありがとね…」
湊君の方に身体を向けてそう言うと、湊君も私に身体を向けた。
「美菜ちゃんはね、菜の花なんだよ。
鮮やかな黄色の、優しい花。
おばあちゃんの願い通り、明るく、綺麗に咲かなきゃダメだよ?
美菜ちゃんなら絶対なれる。
素敵な受付嬢にね」
「湊君…」
湊君がそう言ってくれるから、嬉しくて、なんだか胸がいっぱいになってくる。
湊君は本当に優しい…。
梨香ちゃんが以前、湊君は誰にでも優しいって言っていたけど。
その優しさを、こんなに近くでもらえる私は。
すごく、すごく幸せだ…。