トレモロホリディ
「あー、そこにある段ボール。
全部お前宛のプレゼントだから。
ちょっとずつでもいいから、持って帰れよー」
「あ、はい…」
大きな段ボールに入ったプレゼントの山。
あの中に美菜ちゃんからのプレゼントが入っていること、俺は教えてやらない。
っていうか、お前は美菜ちゃんをどう思っていたんだろうか。
あんなに仲良さそうに話してたのにな。
一人で外食をしないお前が、一人でほなみに通ったり。
いつも一緒に通勤していたのに。
元カノが登場したら、あっさり復活しちまうなんて。
お前にとって、一体美菜ちゃんは何だったんだ?
めぐるちゃんがいない寂しさを埋めるのに、都合が良かったとか?
全部お前宛のプレゼントだから。
ちょっとずつでもいいから、持って帰れよー」
「あ、はい…」
大きな段ボールに入ったプレゼントの山。
あの中に美菜ちゃんからのプレゼントが入っていること、俺は教えてやらない。
っていうか、お前は美菜ちゃんをどう思っていたんだろうか。
あんなに仲良さそうに話してたのにな。
一人で外食をしないお前が、一人でほなみに通ったり。
いつも一緒に通勤していたのに。
元カノが登場したら、あっさり復活しちまうなんて。
お前にとって、一体美菜ちゃんは何だったんだ?
めぐるちゃんがいない寂しさを埋めるのに、都合が良かったとか?