トレモロホリディ
「お待たせー」
俺の目の前においしそうな朝定食が置かれる。
ご飯に味噌汁、玉子焼きにおかずが一品。
漬け物や海苔、納豆まで添えてくれるんだ。
玉子焼きは目玉焼きの時もあるし、焼き鮭に変わったりもする。
ご飯は大盛りだし、安いし。
ずっと飽きることなく食べられるんだよね。
それはそうと…。
「ねぇ、穂波さん」
「なあに?」
「今日、美菜ちゃんはお休み?」
さっきから姿が見えないもんね。
休みの可能性が高そう。
「湊君…。
何も聞いてないの…?」
「えっ?何をですか?」
逆に質問されて、ちょっと胸がドキッとした。
「美菜ちゃんね…。
このお店のアルバイト、
辞めたのよ」
俺の目の前においしそうな朝定食が置かれる。
ご飯に味噌汁、玉子焼きにおかずが一品。
漬け物や海苔、納豆まで添えてくれるんだ。
玉子焼きは目玉焼きの時もあるし、焼き鮭に変わったりもする。
ご飯は大盛りだし、安いし。
ずっと飽きることなく食べられるんだよね。
それはそうと…。
「ねぇ、穂波さん」
「なあに?」
「今日、美菜ちゃんはお休み?」
さっきから姿が見えないもんね。
休みの可能性が高そう。
「湊君…。
何も聞いてないの…?」
「えっ?何をですか?」
逆に質問されて、ちょっと胸がドキッとした。
「美菜ちゃんね…。
このお店のアルバイト、
辞めたのよ」