トレモロホリディ
どんどん遠ざかるキミへの距離
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「どう?新しい仕事は?」
「うん。すごく充実してる。
毎日楽しいよ」
美菜ちゃんに俺の番号入りの名刺を渡してから2週間。
美菜ちゃんから連絡が来ることはなく。
ほなみに行ってみれば、都内の会社に就職したって言うし…。
どこに住んでいるかもわからず途方に暮れていたら、
ついさっさ、駅の構内で美菜ちゃんを偶然見かけたんだ。
俺はエスカレーターに乗っている美菜ちゃんを、慌てて追いかけて捕まえた。
早めに家を出た日だったから、まだ店を開けるまでに充分時間はあるし。
話がしたくて、お茶に誘って。
今に至る。
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「どう?新しい仕事は?」
「うん。すごく充実してる。
毎日楽しいよ」
美菜ちゃんに俺の番号入りの名刺を渡してから2週間。
美菜ちゃんから連絡が来ることはなく。
ほなみに行ってみれば、都内の会社に就職したって言うし…。
どこに住んでいるかもわからず途方に暮れていたら、
ついさっさ、駅の構内で美菜ちゃんを偶然見かけたんだ。
俺はエスカレーターに乗っている美菜ちゃんを、慌てて追いかけて捕まえた。
早めに家を出た日だったから、まだ店を開けるまでに充分時間はあるし。
話がしたくて、お茶に誘って。
今に至る。