トレモロホリディ
これがボーイズバーかぁ。
初めて来たけど、お酒が沢山並んでいて、普通のバーみたいな感じだな。
あ、でもカラオケの機材があるから、やっぱりバーとはちょっと違うのかな?
従業員は全員ミナト君や店長みたいな美形ばかりなのかと思っていたけど、普通の人もいて、ちょっとほっとしちゃった。
従業員はカウンターに4名とフロアに4名か。
お客さんのほとんどは女性だ。
みんな華やかな人達ばかり。
こんななか私がいるって、すごく浮いてないかな?
「お待たせ」
そんなことをブツブツ考えていたら、ミナト君が私の目の前にカクテルを置いた。
「わぁ、綺麗な色ー」
赤に近いオレンジかな?
「カンパリオレンジ。
そんなに度数もないし飲みやすいよ。
このカクテル、ミナちゃんっぽいかなって思って」
「え?」
こんな明るいオレンジ色が?
そう言えば昼間も、黄色の花の柄が似合うって言ってくれたよね。
なんか、ちょっぴり嬉しい。
「あ、ミナちゃん。ちょっとごめんね。
すぐ戻るから」
そう言うとミナト君は、今来店したばかりの女の子のところへ向かった。
初めて来たけど、お酒が沢山並んでいて、普通のバーみたいな感じだな。
あ、でもカラオケの機材があるから、やっぱりバーとはちょっと違うのかな?
従業員は全員ミナト君や店長みたいな美形ばかりなのかと思っていたけど、普通の人もいて、ちょっとほっとしちゃった。
従業員はカウンターに4名とフロアに4名か。
お客さんのほとんどは女性だ。
みんな華やかな人達ばかり。
こんななか私がいるって、すごく浮いてないかな?
「お待たせ」
そんなことをブツブツ考えていたら、ミナト君が私の目の前にカクテルを置いた。
「わぁ、綺麗な色ー」
赤に近いオレンジかな?
「カンパリオレンジ。
そんなに度数もないし飲みやすいよ。
このカクテル、ミナちゃんっぽいかなって思って」
「え?」
こんな明るいオレンジ色が?
そう言えば昼間も、黄色の花の柄が似合うって言ってくれたよね。
なんか、ちょっぴり嬉しい。
「あ、ミナちゃん。ちょっとごめんね。
すぐ戻るから」
そう言うとミナト君は、今来店したばかりの女の子のところへ向かった。