(続) 冷めた結婚

「愛海…愛海」


そうだよ?私は愛海だよ?



あなたの奥さんの愛海だよ?



決して愛莉さんじゃないよ?




「私は、愛海だよ?」



コクッと頷く、輝。



「まだまだ、至らないかもしれないけど…一様、輝の奥さんだよ?」



「至らないって…そんなこと」



なくないよ?



だって、まだまだ女の子みたいなんだ。




嫉妬だってする。


些細なことで不安にだってなる。





「私は、愛莉さんじゃないよ?」


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