(続) 冷めた結婚
「愛海が許してくれるんなら」
ふっと笑う輝。
「許すも何もないよ。私は終わりにしたい」
じゃあと、二人見つめあい笑った。
幸せが戻ってきた。
そう思えた瞬間だった。
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でも、そうは簡単にいかないのが現実らしい。
「じゃあさ、もう終わり!」
そういって、自ら輝に近づこうとしたときわずかに一歩輝は後ろにさがった。
拒否られた…?
今全部終わらせたはずだ。
なのに、なんで…?
やっぱり、もう修復できないとか…?