(続) 冷めた結婚
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でも、時は簡単には流れてくれない。
今日の一日が終わろうとしてる今、当然、美結は寝てしまった。
残るは、リビングに残る俺と風呂から上がって髪の毛を乾かしている愛海だけだ。
愛海を見てると、いつも思う。
「触れたい」
って。
本当いくら触れても飽きない。
見てるだけで、心がかき乱される。
足りない。完璧、愛海が不足してる。
でも、そう簡単に愛海に触れるわけにはいかない。