俺様な日向くんとラブバトル⁉︎



「なんで謝るの?あたしに謝るようなことしたの?」



「ごめん……」



「じゃあ、なんであんなことあたしに言ったの?本当は雅と2人であたしのことバカにしていたんでしょ‼︎」



「違っ……‼︎」



「もういいよ……、何も信じられないよ……」



「実里……」



「日向の言葉を信じたあたしがバカだった……」



「あ、おい‼︎待てよ‼︎」




走り出したから、階段を上がり追いかけたもののどこにもいなかった。



ーードンッ




「くそっ……‼︎」




廊下の壁を思っきり殴った。



“今状況を説明しても言い訳にしか聞こえないわ”



“何も信じられないよ……”



“日向の言葉を信じたあたしがバカだった……”




ハハハ……



松川の言う通りじゃねーか。



俺も最低の人間だーー。






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