俺様な日向くんとラブバトル⁉︎
「さ、咲歩……」
「1週間ぶりね、元気そうでよかった」
ニコッと笑いながら言った咲歩。
咲歩さん、目が笑ってないっす……
ビクビクしながら咲歩を見ていると、部屋に入りクッションがあるところに座った。
「で?単刀直入に聞くけど、なんで学校に来ないの」
やっぱりそのことだよね……
このまま逃げててもだめだよね……
手をギュッと握りしめて、意を決して全てを話した。
「実里のバカヤロー‼」
机をバンッと叩き、あたしの方を見た。
やっぱ怒るよね……
咲歩の言うこと聞かなかったから……
「なんで私に相談してくれなかったのよ‼」
…………え?
意外すぎる言葉にポカンと咲歩の方を見ていると
「なに?」
「いや、てっきり『私が忠告したのに無視したからこうなったのよ‼』って言うと思ったから……」