俺様な日向くんとラブバトル⁉︎
「あたし変なこと言った?」
「違うの。龍太あんなこと言ってるけれど、実里のこと心配してたわよ。」
「ウソ⁉あの龍太が⁉」
あの生意気な龍太が……
あ、そういえば……
「夜にガンガン音楽かけていてイヤフォンしてって言ってもしなかったのに、この1週間音楽が聞こえなかった…」
「なんだかんだ言って実里のこと好きなのよ」
驚きの方が大きいけれど、少しほんの少しだけくすぐったかった。
まだあたしのことお姉ちゃんだと思っていてくれてるなんて
「それより実里もう大丈夫なの?」
「うん、今まで心配かけてごめんね。」
「いいのよ、こうやって元気になってくれたらお母さんそれだけで嬉しいわ。」
「お母さん……」