俺様な日向くんとラブバトル⁉︎




龍太の行動を見てポカーンとしている実里。




「どうした?」



「いや、家での龍太の言動とあまりにも違うから……」



「そんなに違うのか?」



「全然違う……、だってあたしに「あーーーー‼︎伊吹先輩、どうして家に来たんですか⁉︎」」




実里の声を遮った龍太。



どんだけ俺に聞かれたくないんだよ……



今回は実里に免じて聞かないことにしよう。




「あぁ、実里のお父さんお母さんに挨拶しようと思って。」




口をあんぐりさせて固まっている龍太。




「伊吹先輩と姉ちゃん……付き合っているんすか……?」



「そうだけど」



「ええええぇぇーーーー!?」




すると、おぼんを持った実里のお母さんがリビングに来た。




「龍太うるさい‼︎ごめんなさいね、伊吹くん、うるさい姉弟で……」



「あ、いえ。うちもいつもうるさいですから」




実里のお母さんから、お茶を受け取り一口飲んだ。










< 202 / 232 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop