俺様な日向くんとラブバトル⁉︎
「ここのブランド、女の子しか行かないから日向の買い物する姿を想像したらおかしくて」
「すげー恥ずかしかったけどな」
「ありがとね、あたしのために恥ずかしい想いまでして」
「実里のためならどこだって行くし」
それだけ俺にとって大事な人。
今まで愛する人のためにって思うことバカじゃねーのと思っていたけれど、今は実里のおかげでそう思っていた俺がバカだ。
小学生のとき酷いことばかりしていたから、今は実里を幸せにしたい。
「あたしもプレゼントあるんだ」
立ち上がり、机の上に置いてある箱を取った。
「はい、ハッピーバレンタイン」
実里の誕生日はバレンタインの日だったな……
「開けていいか?」
「いいよ」