Rose×rose
それは、見た目豪華な感じだった


そして俺は、ノックをして部屋に入った。
…するといきなり誰かが抱きついてきた。



「????」


俺は、突然の事でびっくりして
その場に尻餅を着いてしまった。


『よっ!? 紅槻!? 昨日ぶりぃ』


っと尻餅を着いた俺に話しかけてくる
奴。



今回、俺とコンビを組む事になった
今、絶好調に売れまくりの
綺羅 壱碕。


「っ何だよ…いってぇなぁ…」


っと軽く壱碕の頭を叩く


『わりぃわりぃ!? 俺が悪かったから
許して!?』

っと笑いながら言う壱碕
そんな風にしばらく俺等は、じゃれ合った。


まだ二回しか会った事の無い二人だとは
感じさせないぐらいに仲がよくなった。



『あっ!? そうそう!?
グループ名決まったって!?』


っと突然、壱碕が喋りだした


「何???」


っと聞き返す俺。



『それはぁぁぁ!? ”Rose×rose ”だって!?』



薔薇×薔薇?


ローズ×ローズ?


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