春風



その後もちゃくちゃくと予定は決まっていく。


【なんか足りない気がしない?】


圭一がつぶやく。


【そうだなぁ…あっ!!ケーキじゃね!?】


【そうだっ!!ケーキのこと忘れてた!!】


また篤紫と圭一の会話が始まる。決まって目線が最後にはこちらに来る。


【…なんだよ?】


【春仁チャン♪よろぴく♪】


…篤紫のやろぉ。



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