春風



成美は電車に乗って帰って行った。


成美と来た道を今度は一人で歩いて帰る。


成美の気持ち、すっごく嬉しかった。


舞のことから救い出してくれたのは、成美だった。


あいつがいたから、今もおれは笑っていられる。


あいつの笑顔がおれを支えてくれてる。





そんなことを考えていると、すぐに家に着いた。



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