春風



おれもだいすきだ。


なにがあっても君を離したりはしない。


君にはずっと笑っていてほしいんだ。


おれがずっとそばにいて守るから。


だから…笑って?







春一番の風の中、おれと成美の想いはやっと重なった。


遠回りしたかもしれないけど、そのぶんしっかり結ばれた気がしたんだ。



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