春風


でも夜にはちゃんとメールしてた。


成美にも相談してないみたいだし、大丈夫だと思った。




別れのときが迫ってるなんて思いもしなかった。





舞との関係が、成美や圭一との出会いが、篤紫との会話が、おれの運命を変えていくことにおれは気づいていなかった。


< 62 / 236 >

この作品をシェア

pagetop