キモチ
「みんな久しぶり。それと、ごめんなさい」
ずっと、ずっと言いたかった
《ごめんなさい》
ふわっ
温かいぬくもりが私を包んだ
「ごめん、ごめんっ」
「みつ、る。な、んで?」
「俺らはっ、逃げたんだ!独りにしてごめんっ」
「ちが、う。」
「違わない、違わない。一番辛い時独りにしてごめんっ」
抱きしめられていた。
私の髪が濡れていた、その意味を私は知っている
「愛、悪かった。俺らだけ逃げてた、独りにしてごめん」
「あき、ら、、っ!」
「うわぁぁぁぁ!!」
「光泣きすぎたよ。アイ、逢いたかったよ」
「光、琥珀、、、っ」