妹が彼氏欲しいらしいから俺が仮の彼氏になってみた
その後いくつかの模擬試験を受け、一日の終わりを迎えた。
やっと終わったな...
まだまだ本番には程遠い点数だろうけど、徐々に上げていこう。
あ、そうだ。
「花村、明日でいいか?」
「デートの話ね。なら待ち合わせでもしましょうか。」
「じゃあ、ハチ公前でいいか?」
「え?〇〇〇前?一条くん、あなた純粋無垢な女の子になんて不埒な言葉を...」
「そんな下品な言葉を言う女の子は純粋無垢なんかじゃねえよ!」
どうやったら聞き間違えるんだよ...
「まあいいわ。明日待ってるから。」
「おう...」
何か花村、若干顔が赤いな。風邪か?
でもそんな様子には見えないから勘違いか。
「じゃあね一条くん!」
「じゃあな蒼太。」
蒼太は可愛いな...
「待ってくれ一条研くん!模擬試験も終わったことだしこの僕のモノにマークを...」
「嫌です。」
...
さて帰るか。