猫とあたしの物語
「あのリアム……、っ!!!!?」
突然、あたしの手を握りベットに
押さえつけてキスをした。
さっきよりも
もっと大人っぽいキス。
ふたりが離れた時には
真白は肩を上下して息を吸っていた。
「お前があんなこと言うから
悪いんだぜ?
最後まで悪りぃな、真白。
俺は、お前と居た時間、
忘れねぇからな…。」
じゃあな…。
そう言うと、チュッと軽いキスを
落とし、窓を飛び越えて
外へ出て行った。