最後のありがとう
次の日

未来が教室に入ると優奈がいってきた。

「あの転校生いじめることにしたから。そして、このクラスから追い出すの。未来も賛成でしょ?」

「うん」

あたしは、考えもしないでこたえた。

転校生が入ってくると、綾乃がいった。

「おはよう!!昨日は、ごめんね。名前で呼ばないでっていってたじゃん。なんて呼べばいい?」

リーダーの綾乃らしい言い方だった。

転校生は、答えた。

「転校生でけっこうです。」

「そんなこと言わないでよ〜!!転校生じゃなんか変だよ!!じゃあ、スノーは?あたしの好きなマンガの主人公の名前なんだ!!ちなみにあたしは、綾乃!!呼び捨てでいいから。」

「なんとでも呼んで下さい。あと、あたし友達以外呼び捨てにしないんで。」

みていたまわりみんなの空気が凍ったみたいにつめたくなった。

そんな空気破るようにあたしは、いった

「ほんと冷たいよね〜!!そんなにうちらのことが嫌い?あんまり冷たいと、友達できなくて、呼び捨てにする人いなくなちゃうよ。あたし、未来!昨日は、ごめんね。もしよかったら、友達にならない?」

「遠慮します。あたし、友達ってあんまり無理に作るタイプでは、ないので。未来さん…でしたよね。綾乃さんも未来さんもお気づかいいただきありがとうございました。」

綾乃がきれた。

「悪いけど、あたしはこのクラスのみんながみとめる、このクラスのリーダーなの。あなたがあたしと友達になんないんだったら、あたしがあなたをいじめるけど、それでもいいわけ?」

「ご勝手に。あたしをクラスから追い出したいのかわかんないけど、いじめとか幼稚だよね。この学校の生徒もくだらないのね。」

「くだらないってなに?このクラス見ただけのあんたに、この学校までくだらないっていわれたくない。なんでも、くだらないってまとめるあんたのほうがくだらないのよ。」

「あら?このクラスは、くだらないってみとめるの?クラスのリーダーだかなんだか知らないけど、自分のクラスくだらないっていうほうがくだらないかと。」

「ちがう!!このクラスは、くだらなくなんてない。ていうか、あんたもこのクラスの仲間でしょ?」






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