どうしようもないくらい好きでした(仮)
プロローグ*異国の香*
ボロボロになって、隅なんかは所々破れ掛けていて。
あの日から、何度も何度も手にとっては読み返してきた一枚のハガキ。
それはどこか懐かしく、甘くて切ない異国の香りがした。
私の心に染みついた、貴方の香りがした。
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