どうしようもないくらい好きでした(仮)



今日は朝から、何となく落ち着かず過ごした。


陸に会いたい。
その反面、会うことが少しだけ怖くもある。


それでも帰りのホームルームが終わる頃には、会いたさの方が不安を押しのけ、私は教室を飛び出し駅に向かって歩き出していた。


とにかく今は陸に会いたい。
ただそれだけだった。





< 123 / 263 >

この作品をシェア

pagetop