どうしようもないくらい好きでした(仮)
裕美からのメールには、当たり障りのない返信をした。
頭が痛かったとか、ちょっと風邪をひいたかもしれないとか、そんなような事。
明日はたぶん大丈夫だからと。
それから制服を脱ぎ、適当にそこらへんの私服に着替えた。
鏡を覗いてから乱れた髪を整える。
無造作にアップにまとめてから、やっぱり腫れた目が気になり、ダテメガネをかけてみた。
少しはマシに見える。
それから母のいるリビングに向かった。