甘々ヤンキー君と極上恋愛
........え?
泣いて、る?
そんなわけ.....
そう思って
ゆっくりと手を頬に動かす
手に生暖かい水が触れた
........うそ、、。
気づかなかった
私、泣いてたんだ.......。
原因はたぶんあの夢
たまに出てくる........
「ははっ、何でかな。
怖い夢でも見たのかな?」
言いたくない。
誰にも話したくない
思い出したくない。
「ふーん、
夢で泣くとか本当バカだな」
空を眺めながら
私に向かって言う晴希
「........でも一人で溜め込むとかそれ以上のバカだなお前」
.......え、、?
な、んで。
私の嘘バレてたの?
「俺に嘘が通用すると思うなよ?」
不敵な笑みを浮かべ私を見てくる
「晴希.....」
「話してみろよ。
溜め込む前にちゃんと言え」
そんな言葉とは裏腹に晴希の目はすごく優しくて
この人なら信じれる
そう思った。
「.....うん、ありがと」
一つ、深呼吸をして私は話し始めた