甘々ヤンキー君と極上恋愛


結果、美姫は最優秀賞をとった

私が狙っていた賞を美姫がとった






......悔しかった。

画面の中で笑顔で
トロフィーをもらっている美姫の姿をみてすごくイライラした





もし.....もし私が出ていたら......

怪我なんてしなければ......

違う、怪我をさせられなければ.....




出たかった.....っ





「.....っ」


目からこぼれ落ちる涙が
私の心をもっとイラつかせる



「なんで......っ、、、」

なんでよ......っ





「......桜?」




美姫と私にあった出来事を知らないお母さんは心配そうに私の顔を覗いてくる





「美姫ちゃんは凄いわね」

その言葉が私をまたイラつかせた

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