甘々ヤンキー君と極上恋愛
「はーなーしてー!」
ブンブン腕を振ってみるけど
そんなの晴希には通用しないみたい
「離して下さい。だろ?」
.......はぁ?
どこまで私を馬鹿にしてんのよ!
なんであんたなんかに敬語使わなくちゃならないのよ!
......と思いつつ
「は、離して下さい.....」
言ってしまうのが私なんです
「ははっ、やっぱお前面白いわ」
いつかのように笑い出す晴希を見て
一瞬、殺意が芽生えた
笑いつつも腕は離してくれたから
速攻で教室のドアまでダッシュ
「晴希!じゃーね!」
それだけ言って私は廊下をダッシュで走って家に帰った
「はぁー」
家に帰ってベットにダイブ
高橋晴希.......
何故か頭にパッと思い浮かんできたあいつの嫌味なくらい整った顔
それを無理矢理けして
まくらに顔をうずめ眠りについた