鈴は鳴るように
水は掌から零れるように
何度も春はくるように
そんなふうに、あたしたちは変わった
馬鹿なことはできなくなった
炭酸よりも紅茶を好むようになった
仮初めの大人から、本当の大人に近付いていく
だから、いま
「 君にひとつ、告白がある。 」
なくした想いは、またいつか
ちがう場所で花ひらく
――――――――――――
おわりははじまり。だから、別れは悲しいだけじゃない。
幼なじみふたりは優しい時間を経て、それぞれの道に進んでいく。
作者さんいわく『欲張りなタイトル』も、このお話にぴったりでとても素敵。
ぜひ、ご一読ください*