君が…好き。

「んーー、そうだったら急がなきゃじゃん！！」
と私の腕をひっぱる空愛。
「え？！なんでよーーー。歩くぅー」
と笑いながら言う私。
「いいからっ！！！はやくっ！」
と言いながら腕をひっぱる空愛。
「はいはいはいーー！わかったわかった。」
と呆れながらも笑いながら言う私。
「よしっ！」と、テンションの高い空愛。
そして、空愛にひっぱられながら教室に走って行くと、私の担任の先生の岩村先生が
「おはよう、走ったら危ないでしょう。」
と怒り気味に私達に注意をした。
「あ、はい。すいませんでした。」
とびびりながら言う空愛。
私もそれに続けて
「すいませんでした。」
と言う。
先生は
「うん。よろしい。」
となぜか分からないけどニコニコしている様子。そして、
「今日は、席替えだからね！
貴方達2人一番前にしようかなー？」
と笑いながら言う先生。