気になる木の 木になるこころ
「大丈夫?木さん…。」
「わからない…。」
「ねぇ、どうして車から私のことをかばってくれたの?」
「僕は車が君のところへ突っ込んでいくのを見た時、助けたいと思った。いつも優しく触ってくれるから。でも僕は木だから体が地面に埋まっていて、動くことができない。それでも、どうしても助けたいと思った。神様に祈った。そして、気付いたら僕は地面を抜け出し、君のもとへ走って行っていた。僕には足が生えてたんだ。きっと神様が僕の一生の一度のお願いを今、叶えてくれたんだと思う。」
「そんなことって…。木さんはどうなっちゃうの?」
「わからない…。」
「ねぇ、どうして車から私のことをかばってくれたの?」
「僕は車が君のところへ突っ込んでいくのを見た時、助けたいと思った。いつも優しく触ってくれるから。でも僕は木だから体が地面に埋まっていて、動くことができない。それでも、どうしても助けたいと思った。神様に祈った。そして、気付いたら僕は地面を抜け出し、君のもとへ走って行っていた。僕には足が生えてたんだ。きっと神様が僕の一生の一度のお願いを今、叶えてくれたんだと思う。」
「そんなことって…。木さんはどうなっちゃうの?」