気になる木の 木になるこころ
それからどれくらいの時間が経ったのだろう。目が覚めると、僕の前には、見たことがない景色が広がっていた。そして背中には重みがあり、何か温かいものが乗っかっている感じがする。

見上げると、そこにはユウちゃんの姿まが…。ユウちゃんが僕の上に乗っかっている。


「ユウちゃん、僕はどうなったの?なぜここにいるの?」


ユウちゃんは僕の声に気がつき、見下ろしながらニッコリと微笑んで言った。
< 9 / 12 >

この作品をシェア

pagetop