あたしの証~番外編~
俺がわかったよとだけ言うと、哲は立ち上がって制服についた汚れをはたいた。



俺もそれに続いた。





それから、哲は復讐のことを口にすることはなかった。







話をしてから、しばらく経った時。


久しぶりに信司と遊ぶことになった。





総神の頭が引退して、信司が頭になったらしい。


それがどれだけ凄いのか、俺にはイマイチわからない。
だけど、信司は慕われてるんだと思う。


それは間違いない。






久しぶりの信司は、前にも増していかつくなっていた。





昔の俺なら一番関わりたくないであろう人種だ。


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