あたしの証~番外編~
帰りに俺は哲に文句を言って、飯を奢らせたことは言うまでもない。
それから約束の期日が来て、俺はきょうさんのタトゥースタジオへと向かった。
今日は哲はいない。
こないだ地図を書いてもらったから、その通りに一人で来た。
だけど、そこにあったのは普通のマンション。
当たり前だが、看板も何もない。
……おいおい、こんなとこにまじであんのかよ?
半信半疑になりながらも、俺はメモ通りに階段を上がって角部屋に向かう。
そこには。
【TATOO STUDIO】
シンプルな文字でそう書かれていた。
え、まじなのかよ。
こんなとこでやってんの?
本当に?
そのことに吃驚しながら、俺はインターホンを押す。
店に入るのに、普通インターホン押さねーだろ。
一人、心の中でそう突っ込む。
すぐにガチャっと扉が開いて、きょうさんが顔を見せた。
「あ、こんにちは」
「おー来たか。勝手に入ってよかったのに」
な、なんて無用心な。
確かに鍵開ける音しなかったけども。
それから約束の期日が来て、俺はきょうさんのタトゥースタジオへと向かった。
今日は哲はいない。
こないだ地図を書いてもらったから、その通りに一人で来た。
だけど、そこにあったのは普通のマンション。
当たり前だが、看板も何もない。
……おいおい、こんなとこにまじであんのかよ?
半信半疑になりながらも、俺はメモ通りに階段を上がって角部屋に向かう。
そこには。
【TATOO STUDIO】
シンプルな文字でそう書かれていた。
え、まじなのかよ。
こんなとこでやってんの?
本当に?
そのことに吃驚しながら、俺はインターホンを押す。
店に入るのに、普通インターホン押さねーだろ。
一人、心の中でそう突っ込む。
すぐにガチャっと扉が開いて、きょうさんが顔を見せた。
「あ、こんにちは」
「おー来たか。勝手に入ってよかったのに」
な、なんて無用心な。
確かに鍵開ける音しなかったけども。