あたしの証~番外編~
「もう、かなりおっきいですね!」
「来月には出るわよ!」
「出るって、さりなさん…」
なつきが少し呆れ顔でさりなさんを見てる。
そんなさりなさんはぎゃははと豪快に笑いながら、右手に持ってたものを上げて見せた。
「さ・し・い・れ!」
「ええ~!何ですか?!」
「ケーキケーキっ」
「きゃー!!……なつき」
「………はいはい、二人行っておいで」
なつきは顔をしかめながら、手でしっしっとしてる。
あたしはニコニコしながら、さりなさんと休憩室に入った。
休憩室は相変わらず、タトゥー雑誌がいっぱいだ。
それはあたしがここに初めてきた時から変わらない。
妊婦のさりなさんを椅子に座らせて、あたしは紅茶を入れた。
「来月には出るわよ!」
「出るって、さりなさん…」
なつきが少し呆れ顔でさりなさんを見てる。
そんなさりなさんはぎゃははと豪快に笑いながら、右手に持ってたものを上げて見せた。
「さ・し・い・れ!」
「ええ~!何ですか?!」
「ケーキケーキっ」
「きゃー!!……なつき」
「………はいはい、二人行っておいで」
なつきは顔をしかめながら、手でしっしっとしてる。
あたしはニコニコしながら、さりなさんと休憩室に入った。
休憩室は相変わらず、タトゥー雑誌がいっぱいだ。
それはあたしがここに初めてきた時から変わらない。
妊婦のさりなさんを椅子に座らせて、あたしは紅茶を入れた。