あたしの証～番外編～

「はあ、なつって…頑固」

「はは、かもしれないですね」

「…でも、俺はそんななつが好きだぞ」


そういって、きょうさんは俺の髪の毛をくしゃっとした。
それに、また笑う。



俺が君に出来る事なんてない。
わかりきってる。

もしかしたら、今も想い続けるのはただの懺悔なのかもしれない。


それでも、俺の心の中からあかりが消える事なんてないんだ。



半年以上経ってたって関係ないぐらいに。



きっと、一年経とうが。
二年経とうが、それは変わらないと思う。



「とりあえず、合コンでもするか？」

「しません！！」


きょうさんが飄々とそう言うもんだから、俺は即答した。
爆笑しているきょうさん。


呆れながら、俺も一緒に笑った。