あたしの証~番外編~
「まった、わかってるくせに」
「わかりません」
「なつは可愛くない!」
「男ですから、それでいいです」
「~~!!明日は俺、いないからな!
二人きりな、二人!」
「……今までもお客さんと二人はあるから、わざわざ言わなくても」
「なーつーーー」
眉を下げて困った様に笑うきょうさんに俺も曖昧に笑った。
折角、前に進めるかもしれないのに。
どうして、あかりがそこに現れて。
そして、俺を想ってるかもしれないだなんて。
考えたくなんてないじゃないか。
復讐劇にしては出来過ぎてるよ。
「なつ、あかりちゃんってのは…簡単に人を裏切る様な子だったの?」
「……そうだから、今の俺がいるんですよ」
「違くってさ。
あかりちゃんと一緒にいた時って事。
あかりちゃんはそうだったのかって。
あの、なつの側で笑ってたあかりちゃんが…嘘とは、俺…どうしても思えないんだよ」
「…俺も、あかりの側で笑ってましたよ」
それはそれは、幸せそうに。
「わかりません」
「なつは可愛くない!」
「男ですから、それでいいです」
「~~!!明日は俺、いないからな!
二人きりな、二人!」
「……今までもお客さんと二人はあるから、わざわざ言わなくても」
「なーつーーー」
眉を下げて困った様に笑うきょうさんに俺も曖昧に笑った。
折角、前に進めるかもしれないのに。
どうして、あかりがそこに現れて。
そして、俺を想ってるかもしれないだなんて。
考えたくなんてないじゃないか。
復讐劇にしては出来過ぎてるよ。
「なつ、あかりちゃんってのは…簡単に人を裏切る様な子だったの?」
「……そうだから、今の俺がいるんですよ」
「違くってさ。
あかりちゃんと一緒にいた時って事。
あかりちゃんはそうだったのかって。
あの、なつの側で笑ってたあかりちゃんが…嘘とは、俺…どうしても思えないんだよ」
「…俺も、あかりの側で笑ってましたよ」
それはそれは、幸せそうに。