あたしの証~番外編~
何度も。

何度も。

何度も何度も何度も。


あかりにキスをした。


もう、復讐だとか、計算だとか。
そんな事一切考えなくていいんだって思えたら、抑えられなくなって。

無我夢中で、あかりの唇を奪った。


だけど、あかりは真っ赤な顔をして、眉根を寄せている。

あ。やり過ぎたかも。

そう感じた俺は、あかりの唇をぺろっとなめた。


ビクっとして、ぱっちりと目を開けて俺を見るあかり。


可愛い。

それから、手を引くと一緒にベッドに横になった。


「懐かしいな、なんか」

「…そうだね」

「あかりの寝顔、よく見てたっけな」

「そうなの?」

「うん、あまりにも無防備だなって」


ふふっと笑うあかりは、ふと一瞬考え込む様な仕草を見せてから、衝撃的な事を口にした。
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