あたしの証~番外編~
~♪
「……」
う、るせーな。
「………!!!」
まさか!?
がばっと起き上がり俺は携帯を開いた。
液晶には【咲夜】の文字。
「…おい」
「あっ、ゆうやさん…。
すみません、こんな時間に」
「いいから、昨日の当欠のワケ話せ」
「………あ、かりが」
「あかりがなんだよ!?」
「あかりが俺の客に刺されました」
「………は?」
「今、病院にいます」
「どこだよ?あかりは大丈夫なんだろうな!?」
「…昨日からずっと寝てます」
俺のただならぬ雰囲気に、りなが目を覚まして俺の手を握ってくる。
それを俺は握り返して咲夜に怒鳴る。