あたしの証~番外編~
今日は、放課後まで休み時間ずっと人だかりが出来ていた。
少しうんざりしていた俺はわざと寝たふりをしていた。




そのせいで、寝てて顔見えないとか声がチラホラ聞こえる。





…………うぜえ。
そう、思った。






俺が太ってたら…。
お前ら見向きもしねーだろ??





そう、考えたらムカムカしてしゃあなかった。




「夏樹、行こうぜっ」


帰る支度をして、哲が言う。




そーいやー俺、哲以外と話してねーわ。

だから、クラスにいた子誰でもいいから挨拶しよーと思って近くにいた女の子にバイバイと声をかけた。



瞬間、顔を真っ赤にしてパタパタ走りだしてしまった。
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